2020年01月 - ビジネスブログ

オールウィン社会保険労務士事務所
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2020年01月06日 [Default]
新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒宜しくお願い致します。

お客様によって違うとは思いますが、長い冬休みとなりました。
皆様どうお過ごしでしたでしょうか。
私個人的には、特段何もしていないのに疲れた休みでした・・・。
考えてみると冬休み以外、こうしてまとまった連休というのは無いのです。
長かった・・・。
本来なら喜ぶべきなのに、早く仕事したい!なんて思ったりもしました。
ダメですね。
ワークライフバランスがしっかりできていない証拠です。
休みは休みで楽しまないといけません。
頑張って働いて、頑張って休む!
今年の一つの目標かな?と思います。

さて、常々ブログで記載しておりますが、働き方改革や社会情勢の変化等により中小企業経営者の皆様にとっては大変な時だと思います。
賃金アップ、残業抑制、年次有給休暇の強制付与・・・加えて売り手市場による採用難や、終身雇用崩壊による人材の流動化に伴う離職者の増加、更に今後は同一労働同一賃金やパワハラの法制化なども加わってきます。

私個人的に年末年始の休み中にボーっと考えていました。
どうしたら経営者の皆様にとって良い方向に行くのだろうか?などなど。
いろいろ考えましたが結論としてはどうにもならない・・・。
仕事放棄ではありません・・・。
法律で定められている以上守るしかないのですから。
社会の変化として受け入れるしかないのです。

ただそれだけでは経営者の皆様があまりにも苦だと思います。
私にできることは、まずはいろいろな法改正情報をいち早くお客様に提供し、リスク回避のための準備を一緒に行うことだと思います。
法改正の際には、一定の施行までの期間があります。
その間に、お客様個々にできる範囲の最善のことを提案し、実行していきたいと思います。
当然、リスク回避を行っているものの何か問題が生じてしまえば、それに応じてサポートを行ってまいります。
まずは法律に則ったうえでのアドバイスをしっかりと行っていきます。

また、昨年多かったのは採用した従業員が退職してしまう、新しい人も採用できないという相談です。
これについてもいろいろ考えました。
退職については仕方ないものとして割り切って次のことに目を向けるべきだと強く思います。
中には採用後すぐに退職する人、会社の文句を言って退職する人・・・色々います。
こうした従業員に対して一つ一つかかわっていると結局のところストレスしか残りません。
最低限の引き継ぎは行わせるにせよ、それが終われば退職していただいて構いませんよ、、という姿勢がいいと思います。
うまく退職できない人は大体どこの会社に行っても同じことを繰り返す残念な結果が待っていると考えるべきです。
逆に、そういう方たちが辞めたことを悔いるような会社に従業員とともにすべきだとも思います。

そして是非提案したいです。
やはり「人」は会社を経営するにあたって最も重要だと思います。
優秀な「人」はもちろん、今はそれほどでもという「人」も会社にとって貴重な戦力になるかもしれません。
そうした「人」に頑張ってもらうにはどうすればよいか。
中小企業経営者には大企業経営者ではなかなかできないことができると思います。
従業員が比較的少ないことが最大のメリットと考えます。
経営者と労働者の距離が近いことを最大限に利用すべきです。
私もサラリーマン時代、特に20代の頃は経営者と話すことができるだけでとてもいい気分になりました。
まして経営者に褒めてもらったり、期待している等の言葉をかけてもらうと非常にやる気が出ました。
これは直属の上司である部長や課長ではだめです。
従業員とのコミュニケーション
経営者の皆様に是非、従業員一人一人となるべく機会を見て話す時間を作っていただきたいと思います。
話すといっても、一人一人呼んで話すとかではなく、経営者の方が現場に足を運び、短時間で構いませんので少し挨拶したり、声を掛けたり、時にはアドバイスをしたりすることで距離が縮まり、従業員のモチベーションアップにもつながると思います。
忙しくても、何日かあるいは何週間かに一度でもそうしたことを続けることによって、次第に従業員も経営に目を向けてくる、ようは一緒に会社を良くして行こう!という意識が芽生える可能性があると考えます。
少なくとも以前の私はそういう気になりました。

従業員のことで悩んでいるお客様はダメもとでも構いませんので是非試していただきたいです。

長くなりましたが、やるべきことをやってだめなら仕方ないという割り切りも重要だと考えます。
少しでも中小企業経営者の皆様のお役に立てるよう今後もアドバイスしていきたいと思います。
全力で皆様をサポートします!
今年も1年どうぞ宜しくお願い致します。


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