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2019年01月24日 [Default]

やっくしょ〜!!

平成31年が始まり、既に1月も後半に入ってきました。
この間当事務所もかなり忙しくしております。

昨年末からず〜っと話題になっている厚生労働省の毎月勤労統計の不正問題、どうなるんでしょう?
不正が始まったのはおそらく私が社会保険労務士試験に合格し、登録した年と被るようです。
社会保険労務士試験に合格すると合格証がもらえます。
そこに所管省庁の大臣名が記載されているのです。
当時は公明党の坂口力さんでした。
最近いろんな省庁が問題を起こしておりますが、私個人的に良く思うのが、士業の人にとっては国家試験に合格した際にもらえる大切な合格証にその時の大臣名が記載されるのですが、今試験に合格して残念な大臣名が書かれたら嫌だろうな〜と思っていました。
坂口さんが主導したわけではないでしょうが、今になってなんか残念な気分になりました。

話がそれましたが、厚生労働省の問題は本当に大問題です。
約14年間、不正確な統計結果を公にしていたわけです。
この統計結果をもとに雇用保険の給付金額や、労災保険の給付金額が決まってくるのです。
遡るととんでもない金額が不支給となる結果となりました。
とりあえず何とかしてすべて払ってもらいたい!
当然、一人ひとりに丁寧に謝罪してもらいたい!

また、新たにこの不支給分を計上した結果財源が不足し、再計上するわけですが、おそらく何も言わなければ企業が毎年納付している労災保険料や雇用保険料で補うのではないかと危惧しております。
料率を上げて企業に負担してもらおう・・・ということになりかねないので注意しましょう!

しかしよくもま〜次から次へと不祥事が続くものだと半ば呆れております。
厚生労働省の職員も昔と違い胸を張っていられないでしょうね。
逆に恥ずかしい・・・。
とにかく、一刻も早く正常に戻すとともに、今後はこういうことが無いようにするしかないですね。

さて、つい最近私の仕事の中でも不祥事がありました。
顧問先のお客様のお子様が生まれたことに伴う扶養異動手続きを行っておりました。
手続き書類控えには平成30年12月27日付で日本年金機構の受理印が押されています。
ところが2日前ぐらいにお客様より「保険証はいつごろ届く予定ですか?」と問い合わせ。
「あれ?」と思いながらまず管轄の年金事務所に問い合わせました。
電話を受けた担当者は、普通ならいつ付で処理しているので、協会けんぽからいつごろ発送予定、のように教えてくれますが、しばらく時間をおいた後、「調べてかけなおします」とのこと。
「何?」って感じです。
電話がかかってくると、先ほどの年金事務所の担当者からではなく事務センターの職員からでした。
さて、何て言ったと思います??

役所ミス

「申し訳ございません。誤って処理不要扱いにしてしまっておりました。」

もはや意味も分からない状況です・・・。
少しだけクレーム入れて、社長に謝罪の電話を入れてくれと伝えて切りました。

役所は上のほうも下のほうも現状はこんな感じです。
とにかく、知らないうちに自分自身が損している可能性もある状況です。
一つ一つの手続きについて気を配らないといけません。

皆様もどうかお気を付けください。
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