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オールウィン社会保険労務士事務所
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2017年04月20日 [Default]
2ヶ月ぐらい前に「サラリーマン川柳」のブログを掲載しました。
いや〜、面白い!と言っていいのか微妙ではありますがやっぱり納得の面白さでした。

この度、第1回「働くパパママ川柳」の入賞作品が発表されましたので一部ご案内したいと思います。
というか、私個人的に「うまい!」と思った作品を紹介します。

働くパパママ

まず初めは「大賞」の作品です。

「カバンには パソコンスマホ 紙おむつ」
いるんでしょうね〜。本当に大変そうなのがこの川柳だけでわかります。お見事!

その他、面白い作品をご案内します。

「パパ育児 一度は試す 父の乳」
・・・私は試したことないです(本当です)子供が嫌な顔しそうですね(笑)

「おむつ替え プレゼンよりも 汗が出る」
確かにこれは分かります!慣れないと大変ですよね。

「すべりこむ 会社に園に お布団に」
こちらはママ目線の作品ですが、最近は男性でもこういう方多いのではないでしょうか。

「ないのかな 家事の労働基準法」
こちらもママ目線の作品。いや〜、パパとしてはドキッとしますね!毎日労働基準法違反です・・・。
是正報告書何枚出しても足りませんね・・・。しまいには告訴!?

「上司より 呼び出し多い 保育園」
これはもはや当たり前の世の中になっているのかもしれません。何とも言い難い・・・。

「駅に着き 深呼吸して ママになる」
情景が目に浮かぶようです。働く女性の鏡ですね!

他にもありますがこの辺でご紹介は終わりにします。

パパもママも働いていれば大変さは同じです。
仕事していれば、良いこともあれば悪いこともある・・・。
でも、それを帰ってきてまで引きずりたくはありませんね。
何よりも子供がかわいそうです。

私は、家に帰ってからは仕事の話はほとんどしません。
仕事の話をするとどうしても愚痴が多くなるし、良い話だと妻に「調子に乗るな」と言われるので・・・。
というわけで、「仕事の話をしない」のではなくて、「仕事の話を聞いてもらえない」が正しい!!

働くパパママ!!
「適度に」頑張っていきましょう!!

2017年04月19日 [Default]
中堅スーパーで働いていた男性店員が脳梗塞で死亡したのは長時間労働が原因だったとして労働基準監督署が労災認定しました。

男性店員は食品売り場で発注や在庫管理を担当する責任者だったそうです。
勤務中に急に言葉が出なくなり、そのまま入院したことがあったようです。
その後すぐに職場復帰して、今度は勤務終了直後に意識を失い、そのまま亡くなったとのこと。

スーパー店員過労死

労働時間については後述しますが、これだけ見ても相当危険だった感があります。
@ 急に言葉が出なくなり入院・・・ちょっとした過労とかではなく、通常の状態とはとても考えられません。
A 入院してすぐに職場復帰・・・病院で何かしらの病名(推定でも)が出なかったのか?また、病院として労務に服せない状況と認められなかったのか?
B 会社の対応・・・過労が疑われるような状態で緊急入院した従業員をすぐに復帰させることに何の抵抗もなかったのか?
C 店員の立場・・・責任者としてすぐに復帰しないと職場がまわらないような状況に追い込まれていたのではないか?

個人的な意見ですが、いろいろ考えてしまいますし、非常に痛ましい限りです。
男性店員は当時42歳、今の私と同じ年齢で働き盛りだったと思われます。
遺族としても本当に言葉にならないほどの悲しみがあると思います。

さて、労働時間の方ですが、最近の過労死認定基準は以下の通りです。
@ 2〜6ヶ月の平均でいずれも月80時間の時間外労働
A 1ヶ月100時間以上の時間外労働

この条件を基に、今政府の罰則付き残業規制が進められているのはご存知の方も多いと思います。

男性店員がどうだったかというと、発症前の4ヶ月平均で約76時間、1ヶ月の最大は約96時間30分でした。
いずれも認定基準を下回っているのです。

しかし、この時間はタイムカードに記録された時間を元に算出したものです。
実際は、タイムカードの打刻前、打刻後もいずれも仕事をしていたことが分かりました。
何故かというと、警備システムの管理記録などから判明したそうです。

そこで労働基準監督署は、上記のタイムカードの時間以外に「特定できない労働時間があると推定される」と指摘しました。
要は、「サービス残業」が常態化していたと「推定」いや「決定づけた」わけです。
更に、早朝出勤や深夜勤務などのシフト制で不規則な勤務体系も過労と関連が強いと判断されました。

正直申し上げて、この事例はどこの企業でも考えられると思います。
@ タイムカードつけていても残業時間がだいたい80時間未満に収まっていればいい
A タイムカードの記録以外のところで働いていても、それは自己判断だから会社は知らない
B 働けないような状態なのに、復帰してきた社員が悪い

なんて言い訳は通用しないわけです。
あくまで時間は「目安」であり、それに近い状態で勤務していて、過労が原因で亡くなれば、それは企業責任が問われると思った方が良いでしょう。

リスクはとてつもなく大きいです。
裁判・慰謝料・告訴・企業名公表・・・。
こんなことになったら中小企業は壊滅的な危機に陥ると思います。

少しでも「リスク」を念頭に置いた従業員の労務管理が絶対に求められます。


2017年04月10日 [Default]
先日、横浜市内のとあるハローワークに離職票発行の手続きに行きました。

4月の最初の平日ではなかったのですが、まだまだ大混雑しておりました。
しかし、私はそんなものだろう・・・と予想していたため番号札をとって席に座って待っていました。

少し経つと、何やら中年の男性が何かぶつぶつ言いながらあたりをフラフラ歩き出しました。
そして、ハローワークの職員に向かって「一体ここのシステムはどうなってんだよ〜!」「番号札取らなきゃいけねーんだったらちゃんと看板でもなんでも立てて分かるようにしとけよ!」そして〜、「ここのトップの奴呼んで来いよ〜!!!」
こんな感じのことを室内に大きく響き渡る声で怒鳴り始めました。
おそらくその室内には、70人ぐらい待っている方がいらっしゃったと思います。

先に説明しておきます。
男性がいうシステムとは、そこのハローワークで手続きをする場合には、まず入ってすぐの受付機で番号札を取って呼ばれるのを待つといういたってシンプルなものです。どこの役所も同じですね。
その受付機で番号札を取るという行為が分からなかったようです・・・。

さて、しばらく大声を上げて頑張っていると、明らかにトップではない方が「私が」と言って対応に向かいました。

騒ぐおっさん

この男性、職員が陳謝しても、先ほど言ってたことを何度も何度も大声で怒鳴っています。
しまいにはハローワークの職員も頭にきたんでしょうね・・・(こいつ足元見て調子乗りやがって!!と)
「ハイハイ!わ〜か〜りましたから!も〜うしわけございませんでした〜!」と大声で逆襲します。
更に「お〜声を出さないでください!!他のお客様がいらっしゃるんで〜!!」

正直、私はこの一連のやり取りを「とても良い時間つぶし」として眺めておりました。

この男性、正直いつから待っていたのか知りません(何せ番号札取っていないのですから・・・)
でも大声を出して暴れた結果、この対応した職員がすぐに手続きしてあげることになりました。
男性はしてやったり。「大声出せば何とかなるんだよ〜」なんて言って・・・。

更に男性と職員の会話を聞いていると、どうやら新入社員の手続きをしに来たらしいです。
そして、資格取得届の作成から始まりました。
何を聞いても分からない。
一つ一つまだ大声で「ここはなんて書きゃいいんだ〜」ってな感じで調子に乗ってます。

すると、私からは見えませんでしたが、入口の方から若い男性の声が高らかに響きわたりました!
「うるせ〜んだよてめ〜!!みんな待ってんだよ!でけ〜声出すな!」
ちょっと緊張が走りましたが、男性はのほほんとした声で「うるせ〜よ!俺はもっと待ってんだよ〜!」
職員は「喧嘩はやめましょうね!」
しばらく男性と若者の口論が続きました。
ちょっと期待した自分がいました。
何にか?それは・・・分かりますよね(笑)。

そんなこんなで自分の番が来て、さくっと終わって帰りました。

4月の役所は混みますのでイライラにご注意ください。
みんなイライラは同じなのです。
イライラしたくなければ社会保険労務士に仕事を投げてください。
喜んでイライラしてきます!

ところで一番気になったのは、あの中年男性はどこぞの社長だったのだろうか?ということです。
いや、おそらく社長です。
新入社員の手続きに来たと言っていたが、あの社長の下で働くことになる新入社員が気の毒です。
ちょっと酔っぱらってるのではないか?と思うような感じでしたから・・・。

酔っ払いおっさん

社会保険労務士に頼むとお金がかかるからもったいない、と思うかもしれません。
確かに多少のお金はかかりますが、その分経営者は本業に掛ける時間ができます。
「タイム イズ マネー」

社会保険労務士をご利用ください!

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