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オールウィン社会保険労務士事務所
就業規則作成 助成金申請なら
2019年07月29日 [Default]
2か月ぶりのブログ更新となってしまいました・・・。

ちょうどこの空白の期間は、社会保険労務士の繁忙期といわれております。
実際に今年もかなり多忙で毎日夜遅くまで仕事をしておりました。
やっと落ち着いてきたところです。

さて、そんな多忙中に参院選選挙がありましたね。
皆様は投票しましたか?

私はというと、基本的には国は変わらない・・・と思いつつも毎回投票はしております。
今回も何も変わらないと半ばあきらめながらも義務的に一票入れてきました。
神奈川県内でも10人以上確か立候補者がいたと思いますが、せっかくなので選挙区では一人一人の立候補者の政策目標を見たうえで選び、比例区でも政党ごとの政策目標を見たうえで自分なりに一票を入れました。

投票

ただ、大体似通った政策が並んでいましたね。
特にバラマキ政策は本当に勘弁してほしい・・・。
一昨日あたり、自宅に市役所から妻宛にプレミアム商品券をもらえるかもしれません!的な書類が届いておりました。
消費税が10%に上がるのを見越しての発送と思われますが、まだ確定してませんよね・・・。
それ以上に本当にこのプレミアム商品券自体必要なんでしょうか??
確かにもらえれば誰でもうれしいのは間違いないですが・・・。一時的に・・・。すぐ忘れるけど・・・。
消費税増税分の税金は幼児教育の無償化に使われるそうです。
あまりいろいろ言う立場にもないですが、現在だけではなく、将来の日本を見越した多面的な使い方をしてほしいといつも思います。

少し愚痴ってしまいましたが、投票先や投票する人物を選んでいる際に、やはり社会保険労務士という立場から見ることが多いです。
今回特に気になったのは「最低賃金」についてです。
大体の政党が「最低賃金全国一律1,500円」など、大きく掲げていたと思います。
確かに労働者は喜ぶでしょう・・・。
でも、中小企業はその分どのようにやりくりしていけばいいのか考えているのでしょうか??
最低賃金を上げるのはいいと思います。
しかし、一律の議論ではなく、会社の規模や売り上げ、労働者数、業種、各都道府県の実情や各都道府県の中でも栄えているところもあれば、山間地域で事業を行っている企業だってあるので、もっと細かい視点で議論してほしいと思います。
この話、大体のお客様が同様のことを仰ります。
そして、国会議員になったら中小企業の実情を知ってもらうために、研修や勉強のために1ヶ月でもいいから中小企業の経営者及び従業員の立場で働いてもらえば、政策にも役立つのでは?なんて考えてしまいます。

そんなわけで、いつものごとく最低賃金大幅アップ!!という政策が躍っている中で、2つぐらいの政党が同時に「中小企業の支援」的なことを政策にうたっていました。
当たり前だと思いながらも「お〜!」と思ってしまいました。
中小企業の負担増への懸念は、日本商工会議所なども表明しています。
どうか最低賃金アップの議論とともに中小企業へのその分の支援策についても考えていただきたいと思います。
できれば助成金ではない支援が良いと思います・・・。
助成金だと結局バラマキになります・・・。
申請する企業も限られてきます・・・。
全国の中小企業に一律に適用されて、負担が軽減される策を考えていかなければいけないと強く思います。

同じ議員がずっと居座るといいアイデアは浮かばないかもしれません。
その点で今回躍進した山本太郎氏率いる党には、何かを変えるきっかけになる活躍を期待しています。同年代として。テレビ見てました(笑)

少しでも日本がいろいろな意味でよくなっていくように願うとともに、当事務所としては中小企業経営者の皆様をこれからもサポートしてまいります。

2019年05月29日 [Default]
報道で労使関係の争いごとをよく見聞きする昨今ですよね。
当事務所のお客様からも「従業員が〇〇って言ってるんだけどどうしたらいいですか?」など労使紛争になりかねない相談をよく受けます。
一昔前だったら気にも留めなかったことが、労働者の権利として大きくクローズアップされた結果、もはや当たり前のことになりました。
確かに労働者の権利は当然ですから良い面もあるのですが、経営と両方で考えなければいけない経営者にとっては少しのことでも頭を悩ませることが多くなったのではないでしょうか。
しかし、もはや時代の流れとして、労働者の権利を守りながら経営にも集中していかなければいけませんね。
今後も当事務所は、経営者の皆様のアドバイザーとして少しでも経営に集中できるように寄り添っていきたいと思います。

さて、労使紛争と言えば一番の引き金は「未払い残業」問題だったのではないでしょうか。
いまだに報道を目にしますが、危機感のある経営者の方なら、既に解決済みで、当然支払うべき残業代は支払っていると思います。
あとはやはり「不当解雇」の問題が多いですよね。
解雇は、「社会通念上相当な理由、合理的な理由」がなければ基本的にはできません。
理由なくして解雇して訴えられたらほぼ負けると思ったほうが良いです。
当事務所もお客様には常々「解雇」には細心の注意を払うようにお話しさせていただいております。

最近は「働き方改革」が動き始めたこともあり「有給休暇」の話題が増えてきたように思います。
「パートさんにも有給休暇を与えなければいけないんですか?」
こんな相談が多いですね。
今に始まったことではなく昔から、例え週1日出勤のパートさんでも要件を満たせば「比例付与」に基づき有給休暇を与えなければならない、というのは労働基準法で決まっているのですが、昔は労使双方でパートさんの有給休暇など考えもしなかったのではないのでしょうか。
国や労働基準監督署も広報もせず気にもしてなかったような気がします。
だから昔からの経営者は今になって「え?」って感じになりがちです。
こういった知識を経営者よりも労働者のほうがネットを使って得る時代です。
情報社会から取り残されて「不利益行為」だなんて言われないように経営者の皆様をサポートしていかなければいけません。

前置きが長くなりましたが、こういった労使紛争は訴えられれば確かにリスクは大きいのは間違いございません。
未払残業代の支給や、不当解雇による損害賠償などで一気に経営が傾く可能性だってあります。
しかしながらこれらはリスクを知って適切に行っていれば防ぐことができます。

労災事故はどうでしょう?
どんなに安全に気を配っていても、いつどんな事故が業務中に起きるかわかりません。
報道でよくある長時間残業により精神疾患や最悪亡くなってしまうのも労災に該当するケースが増えていますが、こちらも従業員の労働時間を把握し、毎月の残業時間を管理し、従業員の健康に気を配っていれば防げるものだと考えます。

それ以外の職場で起きる予期せぬ労災事故が実は私は最も経営者にとって恐ろしいのではないかと考えます。
特に、建設業や製造業など大きな重機を使用したり、高所作業がある場合は本当に注意が必要ですよね。
ちょっとの傷ぐらいで済めば不幸中の幸いですが、場合によっては大事故になり、最悪従業員が亡くなることすらあるのです。
経営者の皆様には、自社の従業員がそのようなことになった場合を想像してみていただきたいです。

怖い労災

おそらく想像すれば、絶対にそのような事故が起きないようにしなければいけない!と思うはずです。
会社及び経営者は、従業員を働かせている以上「安全配慮義務」「善管注意義務」があります。
労災が起きれば、それだけで会社や経営者に責任が及びます。
労災給付は国から出ますが、重大事故の場合は、まず会社が労働基準監督署に是正勧告を受けるだけでなく、場合によっては書類送検され刑事罰を科せられることがあります。
更に労災に遭った従業員から訴えられる可能性が高い。
事故の度合いや、従業員の治療経過にもよりますが、仮に障害が残ったりした場合は慰謝料や逸失利益に対する損害賠償など多額の金銭を求められるでしょう。
報道に載ってしまえば会社のイメージダウンになり経営にも影響しかねません。
本当に怖いと思います。

最後になんでこのようなブログを今書いているかというと、私の親族が3年前に労災で重大事故に巻き込まれました。
3年前なのに現在も治療中で労災休業補償給付を受給しながら治療を続けております。
たまたま今日、先方の担当者が代わるので挨拶のため私も同行して行ってまいりました。
あくまでも挨拶と、現状報告がメインで話を終えましたが、最終的にはやはりそれ以上の話をしなければいけないと思っています。
たまたま私が社会保険労務士の資格をもっていたから、姉としては非常に感謝してくれています。(あくまで弟での同行ですが・・・)
何故なら労災に対する知識がなければ「自分が悪いのに長期間国からお金をもらってしまい申し訳ないから自己都合退職しよう・・・」と良い人に限って思い間違えてしまうことが多いからです。後で後悔しても示談してしまえば引き返せないのです。
先方も私が社会保険労務士の資格を持っているとわかれば下手なことは言えなくなります。
姉も私もそんなに争うつもりはないのですが、やはり誠意だけは求めなければいけないと思っています。
ただお金で解決だけではなく「誠意」の有無で人の気持ちは大きく変わります。
今日の話は「誠意」を感じる話し合いができて良かったと思っています。
それと同時に、「労災事故には最大限の注意が必要で、お客様にもよりリスク管理を訴えていかなければ」としみじみと思いました。


2019年05月09日 [Default]
令和になって少し経ってしまいました・・・。

平成時代にお世話になったお客様!
令和時代も宜しくお願い致します!

思い返せば、平成に元号変更になった際には私は中学生でした。
そして、宿題の習字で「平成元年」とベタに提出した記憶があります。
平成は昭和天皇ご逝去に伴い、急だったこともあり結構インパクトがあった気がします。

令和はご存知の通り天皇ご存命の中での変更ということでイレギュラーに前もって発表されましたが、正直申し上げて、あまりしっくりきませんでした。
実際に令和になって数日が経ち、書類の「平成」を「令和」に直していたりするうちに実感も湧いてきて、意外と良いかな?という感じもしております。

とにかく、平成天皇皇后両陛下は象徴として立派にお務めを果たされたと思いますので、今後はゆっくりご自分の時間を楽しんでいただきたいと心から願うとともに、令和天皇皇后両陛下についても国民に寄り添いながら無理せずお務め頂ければと思います。

報道を見ていると、国民も結構盛り上がっているようです。
その勢いを失うことなく、そして何よりも平和でみんなが幸せになれるような時代になればいいな〜と思います。

また、平成時代に絶好調だった人も、逆に全然だめだった人も、「気分一新」という面ではとても良い機会だと思います。
絶好調な人は、好調を維持しさらなる成長を期す!
平成はいまいち・・・という人は、心機一転自分を変えるつもりの心構えを持てばうまくいくかもしれません。

良くも悪くもゴールデンウィーク明けで心機一転は難しいですが、そこを乗り越えて頑張ってまいりましょう!

心機一転

なにはともあれ、皆様にとって幸せな時代となるように祈念するとともに、当事務所も少しでも「幸せ」のお手伝いをできるように精進してまいります。

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