ビジネスブログ

オールウィン社会保険労務士事務所
就業規則作成 助成金申請なら
2016年09月12日 [Default]
広島カープが25年ぶりにセリーグを制覇しました。
大変盛り上がっていますね。

私はそれほど広島カープファンというわけではありません。

しかし、今季(昨季から)は応援していました。
何故なら黒田投手の存在が一番です。

なんだお前もミーハーか!!と思われてしまいますよね・・・。

ただ、黒田投手とは専修大学時代の同級生です。
同級生の星なのです!!
海外でも活躍して、大金を蹴って広島に帰ってきて活躍するその姿は本当にすごい!の一言です。

優勝したときの黒田投手の胴上げと「涙」には、私も少しうるっとくるものがありました・・・。

今までは私情ですが、広島カープは本当に25年間苦しんできました。
叩き上げの素晴らしい選手を何人も輩出しているのですが、活躍しだすと他球団に行ってしまう繰り返しでした。
もしかしたら、誰も他球団に行ってなかったらもっと早く優勝できたかもしれません。

私はこの「叩き上げ」に注目していました。
前述した通り、他球団から獲得する選手ではなく、入団した若い選手を素晴らしい選手に育て上げる「育成手法」です。

今季のカープは黒田投手をはじめ新旧の叩き上げの選手がこぞって大活躍しました。
まだ若い選手が多いので、もしかしたらカープ黄金時代が来るかもしれません。

是非他の球団もそうした「育成方法」「育成方針」などを見習うべきだと思います。
広島カープは市民球団でお金が無くても、「育成」でここまで来たのです。

仮に今の若い選手が他の球団やメジャーに近い将来行ってしまうかもしれません。
しかし、もしそうなれば見返りにカープには代償として大金が入るでしょう。
これも海外では当たり前の球団の運営手法でもあります。

これからも他球団の「出来上がった」選手に頼らずどんどん素晴らしい選手を育ててほしいと思います。

企業に例えるなら、ヘッドハンティング等で「出来上がった」選手を大金を出して獲得するのもいいですが、新卒や若い人材を独自の手法で育てて、戦力となるようになればウィンウィンの関係になるでしょう。

そんなわけで、広島カープおめでとう!!

カープおめでとう!

クライマックスシリーズも勝ち抜き、ぜひ日本一になってください!!

2016年09月07日 [Default]
先日の土曜日に厚木市七沢にある自然環境保護センターというところに行ってきました。

ここでは、傷ついた野生の鳥たちを保護して、元気になるまで面倒を見ています。
元気になれば野生に戻してあげます。
良い取り組みですよね。

ところで、今回私たちが言った理由の一つは「ザリガニ釣り」です。
私ぐらいの年齢の人たちは懐かしくないですか?マッカチン!!とか言ってませんでした(笑)
最近はなかなか見かけないと思います。

自然環境保護センターでは、近接する森の中の池に生息するザリガニを無料で釣らせてくれます。
釣り竿(竹と紐ですが・・・)、バケツ、エサのするめいかも持たせてくれます。

そんなわけで娘と妻と3人で2〜3時間くらいでしょうか。
釣り竿を垂らしながら、森に囲まれて鋭気を養うことができました。

結果がこれです!!

ザリガニ
47匹!!

ほとんど娘が釣りました(笑)
娘は入れ食いの状態に大喜びでした!

さて、このザリガニたちをどうするか?わかりますか?

答えは、傷ついた鳥たちのエサにするのです。
これがなんで良い取り組みなんだ?と思われるかもしれません。

この釣れたザリガニたちはアメリカザリガニなんですね。
そう、外来種です。
日本の生態系を乱してしまう生き物なのです。
ザリガニたちにはかわいそうな言い方ですが、日本には本来いてはいけない生き物なのです。
日本ザリガニは別に生息していますが、日本全国でアメリカザリガニが生息域を拡大しています。

そんなわけで、ここでは不要なものを(ザリガニたちよごめん・・・私は君たちのこと好きだよ・・・)、
県民に楽しみながら釣ってもらって、
釣ったザリガニたちを、傷ついた鳥たちのエサにする。
鳥たちは生きの良い栄養のあるザリガニを食べて元気になって野生に帰っていく。

見事な循環型事業じゃないですか!!
ま〜、当然県の施設ですので営利は目的にしていないのですが・・・。

こういったサイクルを企業も何かしらのアイデアで作れれば非常に良い事業になるのではと考えた1日でした。
社会保険労務士事務所運営でも取り入れられるかな???


2016年09月05日 [Default]
最近よく表題の流れのニュースを聞きます。

まず、長時間労働。
これは直前数カ月で80時間以上の時間外労働があったか否かで判断されます。

次にうつ病。
業務との因果関係が問題になりますが、既往症がない限りは、長時間労働が認められれば大方業務に関連するものとして認められる傾向にあります。

自殺。
これはうつ病とそれ以外の部分の関係性が問題になってきますが、業務に関連してうつ病と認定されれば必然的にうつ病による自殺と認定されるでしょう。

結果として労災に該当されるか否かは労働基準監督署や労働局、厚生労働省の判断となります。

何を申し上げたいかというと、こういった長時間労働によりうつ病を発症し、従業員が自殺したとなれば「企業イメージの大幅なダウンは避けられない」ということです。社名が公表されますので従業員はもちろん、既存の取引先や、今後の企業の発展に大きなダメージをきたすでしょう。

もちろん遺族からの損害賠償や慰謝料請求への対応も避けられません。

つい最近、コンビニで店長として働いていた31歳の男性が自殺したのは、上記の過重労働が原因だと遺族が起こした訴訟の判決がありました。
判決は、店長が半年間の平均で月120時間を超える時間外労働があり、うつ病発症との因果関係があると認定しました。

私も学生時代にコンビニでアルバイトした経験があります。
コンビニは24時間営業がほとんどなので、朝から深夜までシフトをしっかり埋めておかないと店長自身がシフトに入ることになります。
当然、本社からは売り上げや利益目標も伝えられていてプレッシャーもかかることでしょう。

コンビニ店員

とにかく、経営者として気を付けることは「個々の従業員の労働時間管理をしっかりする」ということです。
知らないうちに時間外労働が月100時間常態として行われていた・・・では済まされません。
企業を守るためでもあります。
そして人を守れない企業は成長なし、だと思います。

これからは、「ヒト」を大切にし、そのうえで「ヒト」を上手に管理していく経営者の手腕が問われます。

このページの先頭に戻る