2016年09月 - ビジネスブログ

オールウィン社会保険労務士事務所
就業規則作成 助成金申請なら
2016年09月29日 [Default]
何年か前に中小企業緊急雇用安定助成金が殺到した時期がありました。

中小企業緊急雇用安定助成金とは、売上げが悪化し、会社都合で従業員に休んでもらうことになる場合に給料の一部を負担する助成金です。これには、休ませている間に教育訓練を行わせればその時間分も上乗せということになっておりました。

私も当時5件程のお客様の助成金申請手続きを行っておりました。
神奈川県ですと関内の神奈川労働局に行くのですが、それはそれは大混雑で大変な状況でした。
こんなにも経営状況が厳しく、この助成金を頼らざるを得ない会社が多いのかと・・・。
2時間、3時間でやっと順番が回ってくるという状況も多々ありました。

不正受給

昔話はさて置き、今般その中小企業緊急雇用安定助成金を不正受給していたとして東京にある会社経営者他が詐欺容疑で逮捕されました。
この会社は2011年から2012年に利用していたということですので、5年近く前の助成金の不正受給で今逮捕ということになります。

これだけ見ても不正受給をすれば、何年経っても捕まってしまう可能性がありビクビクしながら過ごさなければなりません。
絶対にやるべきではないですね!!

中には、助成金を利用して売り上げを伸ばそうというコンサルタント会社に騙されているケースもあります。
本当に利用できる助成金の提案ならよいのですが、不正前提で提案してくるコンサルタント会社もあります。
うまい話が来ても要注意!簡単にはお願いしない方が賢明です!

今はやりのキャリアアップ助成金も労働局は厳しくチェックしております。
仮に助成金が下りたとしても、不正していればいつ何時逮捕されるかわかりません。
一時のお金が基で会社を崩壊させてしまうなんて馬鹿らしいです。

私の方にも助成金をお願いしてくるお客様がたくさんおります。
私は、当然正当な助成金しか引き受けません。

本当に受給要件に当てはまる助成金で、申請可能なものかどうか確実にチェックすることをお勧め致します。

2016年09月26日 [Default]
ある大手受験予備校の講師が、「厚生労働省発行の不当な雇い止め防止」のリーフレットを予備校内で配布したことを理由として、塾側が当人を雇い止めにしたことが正当かどうかが争われていました。

私どもが作成する就業規則の「服務規律」や「解雇事案」などに入れる案件に少なからず該当しそうです。
その文章は例えば「職場内にて許可なく文書の配布を行ったとき」というものです。

許可があったかどうかは定かではありませんが、事案からすると許可なく行ったものと推測されます。
単純に見ると服務規律違反行為として塾側が有利そうです。

しかし、この事案を精査した県労働委員会は、「契約を更新しなかった理由に合理性はない」と判断しました。

そして逆に、「当該講師を排除することで、組合活動を弱体化するものだった」として、不当動労行為にあたると認定しました。

最後に、塾側に「再び就労させる契約を結ぶ」ように命令しました。

塾側としては、このようなリーフレットを勝手にばらまかれては困るという気持ちだったのでしょう。
その気持ちは当然わかります。

そして、困る文書を勝手に配布しているのだから懲戒事案に該当するだろうと・・・。

正直なかなか微妙なところだと思いました。

講師が勝手に文書を配布する行為はいただけない。
しかし、講師が配布していたのは「厚生労働省発行の公的なリーフレット」である。
これだけでは講師に悪意は感じられませんね。

リーフレット

要は塾側と労働者側(労働組合)の日頃の関係性が問題なのではないでしょうか。
日頃から対立していたようであれば、このようなことをされれば「ふざけるな!!」ってことになるでしょう。
逆にそうでなければ、事前に話し合いをしたうえで十分解決できる内容だと思います。

労使双方良好な関係性が重要ですね。

良好な関係を維持していれば、紛争もなく、経営状況も良好になっていくと思います。

ウィンウィンな関係が会社を伸ばす秘訣だと思います。

2016年09月20日 [Default]
3連休に家族で湘南台にあるふくろうカフェに行ってきました。

猫カフェ、うさカフェ・・・色々あるようですがいずれにしても初めての経験です。

入口でまずはお手拭きで手を入念に拭き、更に消毒液で殺菌します。
そして更に3分間のカフェ内でのふくろうの扱いの注意点を流すビデオを見ます。

ここまででこの店で働くフクロウたちは大事にされているのだな・・・とある程度は想像がつきました。

ふくろうと遊ぶ前に、「カフェ」ですのでコーヒーを注文!と思いきや、店員さんが「この中から1本お飲み物をお取りくださ〜い」と。
そこには缶とペットボトルのジュースが数種類置かれているだけ・・・。
「え〜!!!」「やられた!!!!」「ぼったくり〜!!!」なんて少し思いながら、量販店で30円ぐらいで売っていそうな缶コーヒーを片手に入店しました。

いよいよふくろうとご対面です!
かわいいふくろう
いました!!いろんな種類のかわいいふくろうたちです!!

大きいふくろう
こんな立派な大きいふくろうたちもいます!!

見るのはもちろんタダ。基本的に頭をなでるのは自由です。
そして1人1回数分だけお気に入りのふくろうを指名して手に乗せることができます。

かわいいふくろう
こんなかわいいふくろうさんをご指名して手に乗せることができます。

1時間の時間制限がありますが、ふくろう好きには貴重な時間になるのではないでしょうか。

さて、お店にいるふくろうたちですが、ちゃんと休憩時間が設けられておりました。
休憩中のふくろうのところには「休憩中」の看板が。
休憩中のふくろうには触れてはいけません。

まあ、別室に行くわけではないので、それでふくろうたちが休憩できているのかどうかは??ですけど・・・。

以前に猫カフェの労働時間問題をブログに記述しました。
猫カフェは結構深刻に問題になっておりました。

まだまだマニアックなふくろうカフェ。
ふくろうもずっと足をつながれて、客が来れば頭を撫でられたり、手に乗せられたり彼らにとっては大変な仕事です。
お店としてもふくろうがいるからこそ、安い缶コーヒーで1人1,000円以上とれるわけです。
本当に大切に扱っていただきたいと思います。

営業時間は見忘れましたが、お客さんがそんなにいっぱいいるわけではなさそうなのが救いでしょうか。
そしてある程度休憩時間をとらせてあげる配慮ができています。
ふくろうが嫌がる行動をしないように、店員さんたちも結構目を光らせています・・・。

何はともあれ、ふくろうに気を使いながらも、可愛さに癒されました。
ふくろうたちも本当はお客さん相手なんて嫌だろうに頑張っています。
彼らが「不苦労」であってほしいと心から願った1日でした。

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